- サイトワードの覚え方
- 発音の学習のやり方
- コンペティションの参加での学習効果
これらを知りたいあなたに向けて記事を書いています。
サイトワードってどうやって覚えたらいいの?
子どもが退屈してしまう。
という悩みをもっている方に朗報です。
こんにちは、保育士のココ先生です。
サイトワードって暗記メインなんで、なかなか難しいカテゴリーですよね。
そんな中、1つの方法を提案します。
この提案を通して、サイトワードも読めるようになり、発音もしっかりとしました。
その方法は、賞への応募という形になります。
一見、難しそうと思われるかもしれませんが、送れば完了なので、英語を使った1つのイベント参加と考えれば気楽に参加できますよ!
Asia Young StoryTellers Awardに参加
「絵本の朗読」をしている動画を撮影投稿するコンペティションに参加しました。
開催元はスカラスティックアジア社。
英語学習の超定番サイドワードリーダースを出した世界での大きな会社です。
認められると、特別な絵本がもらえる!
トップにはトロフィーも!
応募には条件があり、参加を決めたときにすでに、残り日数が15日のみ。
もっと早く知りたかったー!!
子どもに提示
こんな賞があって、認められると絵本がもらえるらしいんだけどやる?
と聞いてみました。
正直、まだ学習を始めて11か月。絵本を読めるとは考えていませんでした。
娘のやる気がなければ、やらないつもりでした。
が
やる!
この時点でやっと英語学習が1年たったころ。
保育士的に見ると挑戦をしようとする子には「自己肯定感」が高い傾向があります。
自己肯定感があることで、様々なことに挑戦し、失敗もありますが、経験値をガンガンと稼いでいくのです。
今まで、育てててよかったと思う親でした。
自己肯定感とは⇒子どもの自己肯定感とは?英語学習にもつながる必須能力
賞の応募までの学習内容
内容をまとめました。
本の選定
思っていた以上のやる気を見せ驚く私。
その日から絵本の選定が始まりました。
選んだのは娘の大好きなポケモン。
ページの少ない本ではありますが、本人の選んだ本を応援することに決めました。
一番の課題は「今まで文字を読んだことがないこと」
発音や一つずつのアルファベットは発音できますが(フォニックス)、文字は読んだことがないのです。
子どもの育ちに関して保育士という立場から言うと、
自分で選ぶというのは本当に力があります。
特に「自立」という能力です。
自分で立つという漢字から連想できるかもしれませんが、子どもが自分で選んでいくということは毎日の積み重ねです。
1つずつの選択が子ども自身を強くしていくことになります。
英語学習でも自立を育てていくことができます。
参考記事⇒子どもの「自立」とは?保育士おすすめ方法4選!【人生が幸せになる能力】
暗記は、文字を
全ての文を暗記で覚えるのは難しいと思う。
でも、言葉を覚えていけば話せることができると思うよ!
と正直に伝えました。
正直、躊躇するかな?と思いましたが、
分かった!
と反応は良し。
自分で選んだことが、効いているのだと感じます。
1つずつ単語を覚えます。
「IT」「IS」「STOP」・・・
「1日に見開き1ページを覚える+全体の音読」というペースで行っていました。
ポケモンフォニックスは8ページなので、4日で行える予定です。
過去にフォニックスをやっていたので、すぐに覚えることができました。
この時こそフォニックス学習は正解だったと、震えるほど喜んだ私です。
参考記事⇒英語の発音が良くなる【フォニックス学習】初心者から上級者へのレベル別の教え方
そんなことは知らず、娘はどんどん文章を真似しながら読んでいきます。
今までの蓄積が功を奏し、この文字列はこう読むのね。と覚えていきました。
BGM聞き流しや絵本の読み聞かせもここに影響していると感じます。
参考記事
⇒子どもへの英語BGM聞き流しは効果ある?より成長させ頭打ちさせない方法
⇒これを知れば英語絵本も怖くない!子どもに読み聞かせ方法【完全解説!】
覚えることが、難しい単語も
「not」と「hot」の読み違いなど、混乱する単語も多くありました。
他にも
- 「share」「shot」
- 「hit」「hop」
- 「the」「they」
「who」「has」などは、他の絵本ではあまり出なかったためか発音を覚えるのにて手こずる様子が見られました。
アクションカードにあった単語を広げ、なるべく意味を絵から覚えるようにしました。
あまり、フラッシュカードは短期的な記憶になったり、勉強感があったりしてしたくなかったのですが、時間の制限がある中では最適な学習法です。
フラッシュカードすごい。
参考記事⇒フラッシュカードとは?メリットデメリット対策まで網羅!【子どものお家英語】
ポケモンのお面を作ってあげる
子どもを応援する立場をしっかりとしてあげることで子どもと一緒に賞を楽しもうと思っていました。
そこで保育士魂を燃やして娘の好きなポケモンの帽子を作ってあげました。
これが効果テキメン!
時間が経ち、中だるみしてしまうタイミングで一緒に帽子を作ることで、さらにやる気をだしました。
それがこちら
毎日朗読覚えてきた
ですが、どうしても勉強みたいな雰囲気にはしたくなかったために、
- 似ている単語の音読クイズ「例:shareはなんて読むんだ?!」
- 全体を音読1回
- フレーズの音読(2つのフレーズを2~3回音読)
というやり方を取りながら毎日音読をしていきました。
最後の最後まで、「who」を「ハウ!」と自信たっぷりに読む娘に二人で笑いあってしまったこともありました。
なんだかハウだと思っちゃうww
最後まで楽しく学習することができました。
ちなみに、この会話をしたあとすぐにハウじゃなくてフーだ!と理解した様子。
笑いあって覚えるってすごい。
動画撮影応募
そんな学習を繰り返し、すべての文章を読むことができるようになり、さっそく動画撮影。
娘は、がちがちに緊張していました。
そのときの動画がこちら。
動画を送って工程は終了。
あとは、投票を待つのみとなりました。
結果は・・・、
結果は、ファイナリストにはならず・・・。
他の投稿を見てみると10歳までという括りがあり、上手な子も多いのは当然という感じ。
英語学習を始めて1年で、英語の絵本を読めるようになったことに、教えてきた私は成長を感じて嬉しく思いました。
娘に聞いてみると
面白かった!次はもっと上手に読むぞ!
と意欲はありそうです。
賞での参加で学習できたこと
賞への参加はとても楽しいという点につきます。
その中で、成長した点としては
今回の1冊を通して、単語を50個読めるようになったという点。
他にも
- 文字(サイトワード)が読めるようになる (サイトワードとはこちらで解説)
- 発音がしっかりとした
- 英語での賞レースを楽しむことができた
という点が挙げられます。
英語を楽しめたことはとても実りのある結果と感じます。
とくにサイトワードを覚えるってどうしても「暗記」に頼らざるとえないために、退屈になりがちです。
そのため、賞の参加という形で、「意欲」を育てることができました。
ぜひあなたもこのような賞があれば、参加してみてはいかがでしょうか?
スカラスティックアジアによると2022年10月にももう一度絵本朗読の賞を予定しているそうです。
ぜひ!今からお子さんと計画してみてはいかがでしょうか?
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