- サイトワードってなに?
- どうやって覚えるの?
- 効果的な教え方は?
これらの悩みを持つあなたに向けて記事を書いています。
こんには、英語と保育士の資格を持つイングリッシュエキスパート保育士のココです。自身で学びながら、子どもにも英語を教えています。
サイトワードとフォニックスを知ると、子どもは英語を一人で読めるようになります。
なぜなら、文字から音が言えるようになるから。
そんな英語の力を持てるようになるには、サイトワードの理解がとても重要なのです。
この記事を読むと、サイトワードの理解・教え方・おすすめ教材が分かり、
子どもに伝えられるようになります。
サイトワードって何?!
そもそもサイトワードとは、英語で書くとsight(視覚) word(言葉)。
- フォニックスのルールから外れた例外単語
- 目で見てすぐに理解するべき重要な単語
のことですね。
フォニックスで音を拾えても、例外(フォニックスのルールでは言えない単語)があるために、その単語をそっくりそのまま覚える必要があります。
※フォニックスとは、文字の音のことAアッ Bブッ Cクッ などの音。詳しくはこちら
ネイティブの子ともたちであれば、6歳前後(就学前~小学生低学年あたり)から学ぶことが一般的。
サイトワードの中でも有名な「ドルチワード」とは95の名詞と220単語を段階ごとに区切ってある考え方のことです。
ドルチワードリスト | 95の名詞と220単語 | 4歳で50個、5歳で50個など徐々に進んでいく |
フライワードリスト | 1000語 | ドルチワードを補完するような単語が多く、こちらも段階的に学習していく |
どちらが良いのかという問題ではなく、どちらを扱うかと言うのは、個人の好みによります。
どんな単語があるかと言うと、
the we big red jump is yellow come one not funny can and run you blue little away me it pretty black white brown this are do want no all ran came but our new so ate what get that will ride yes was must they into four good like on eat she please soon went well at there am be with too say he now did out saw who under have
上記で計92個のサイトワードです。
どれも見たことがある単語ですね。
サイトワードを学ぶとほぼすべての単語が発音できる状態になる!
サイトワードだけでなく、フォニックスと組み合わせるととても効果があります。
実は、サイトワードとフォニックスが分かれば、ほぼすべての単語の発音が読めてしまうのです。
フォニックスのルールで読めるもの75%とされていて、残りの25%がサイトワードになります。
以上ができると、「子どもが自分で学ぶ」が楽にできるようになります。
なぜなら、文章が自分で読めるようになるからです。
参考記事⇒英語の発音が良くなる【フォニックス学習】初心者から上級者へのレベル別の教え方
サイトワードを覚える方法
方法はこちら
- たくさんの絵本を読み、「英語の音」を聞きなれておく
- 音を聞きなれたら、ゲームをしながら覚えていく
という方法がおすすめです。
クイズ形式で楽しみながら行うことで、勉強感をなくすと良いでしょう!
基本的には「暗記」がメインの学習法なので、(英語学習を1年以上継続した)小学生以降に取り組むことが良いタイミングです。
思ったよりも長い時間が必要なので、ゆっくり取り組むと良いでしょう。
保育士としても、子どもの成長のために、ゆっくりじっくりと1年くらいかけるつもりで接すると良いと考えます。
なるべく子どもにプレッシャーをかけないであげてくださいね!
次に子どもにプレッシャーよりも楽しさを感じてもらうための教材をご紹介します。
私も持っている成長が実感できた教材
次に教材を使った方法です。
サイトワードを覚える方法を絵本を通して行うことができます。
低年齢(英語初心者)には
- サイトワードリーダース
- ポケモンフォニックス
などの絵本の読み聞かせで、音を学ぶ経験を積むことをメイン学習に。
小学生以降(英語1年以上継続)には、
- pop for Sight Words Games
- サイトワードスワット!
などの英語ゲームで楽しく言葉と文字を連動させる学習方法
がおすすめです。
サイトワードリーダース
この絵本は、名前の通りサイトワードを学習できるような本になっています。
全部で25冊で、50個のサイトワードを覚えることができ、絵から意味も類推できるような仕組みになっています。
ベストセラーにもなっていて優秀な絵本で、読むだけで、サイトワードを認識できます。
詳しくはこちらでも個別解説しています。
参考記事⇒サイトワードリーダーズで子どもが最重要英単語50個が読める!購入後の注意点も紹介!
ポケモンフォニックス
子どもの大好きなポケモンでもできます。
裏表紙に単語が乗っているので、
この「one」という言葉はどこにあるでしょうか?とクイズを持ち掛ければいいのです。
好きなポケモンを通して学習することができますよ!
基本的にはフォニックスを学ぶ絵本で、ターゲット音が設定されていますが、その中でも47個ものサイトワードがあります。
ターゲット音になっていないものも含めると、より多くの単語と触れることができますよ!
詳しくはこちらでも個別解説しています。
参考記事⇒アニメ英語教材で勉強?【ポケモンフォニックス】が、泣けるほど夢中になる理由5選
pop for Sight Words Games
箱からカードを取って、単語を言うことができたらカードをゲット!
というゲームです。
最後にカードをたくさん取っていたら勝ちなので、「どれだけ文字と発音を覚えることができるか」に勝敗の分かれ目がかかっています。
ほんとうに頭が良くなる世界最高の子ども英語という本でも紹介されている優良ゲーム。
全く知らないところからゲームを始めると困難なので、初心者向けの絵本で少し覚えてからがおすすめ。
詳しくはこちらでも解説⇒サイトワードの覚え方は、英語ゲームで学習!【pop for sight words】
サイトワードスワット
同じく、サイトワードをカルタのようにして楽しめるゲームです。
色ごとにレベル分けしてあるために、英語ネイティブがやっているように段階を通して学習ができるようになります。
ハエをたたくというハエ取りカルタ、子どもたちに盛り上がりますよ!
詳しくはこちらでも個別解説しています。
参考記事⇒【パチン!と叩こう】サイトワードスワット!レビュー【ゲームで楽しく学習できた理由】
思うようにできないとき
できるかな・・・
苦しい作業になりそうなら、子どもが取り組みやすい方法を改めてみましょう。
例えば、目標設定の改善。
子どもが目標にすると、自然と取り組めるようになります。
私は、絵本朗読のアワードの参加をしてみました。
こちらはスカラスティック社という英語教材をたくさん扱っている会社が行っている朗読の大会で、気軽に参加できました。
1つも単語を読めなかった子が一気に50個の単語を読めるようになったエピソードは参考記事からどうぞ。
参考記事⇒絵本朗読アワードに参加したら子どもがサイトワードを学習できた!発音学習にも最適!
※毎年10月頃に情報が開示します。
子どもが楽しく参加できる目標を変えたわけです。
サイトワードとは?覚え方・教え方・教材厳選4選!英語保育士のおすすめ まとめ
- サイトワードとは、目で見てすぐに分かるべき単語、フォニックスルールに沿ってっていない単語
- 読み聞かせやBGM聞き流しから行い、サイトワードクイズに移行する。
- サイトワードを覚える教材も検討する。
親子で楽しく、サイトワードを学習していきましょう!
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