- 英検ジュニアって何?
- 試験はどんな感じ?
- どんなことを学べばいい?
という疑問を持つあなたに向けて記事を書いています。
こんにちは。英語と保育士の資格を持つ、イングリッシュエキスパート保育士のココです。
子どものための英語学習についての情報を発信しています。
英検ジュニアっては子どものためのテスト。
テストと言っても子どもがテストのストレスよりも、遊び感覚で楽しめる要素が強いものです。
この記事を読めば、英検ジュニアのことを知ることができます。
英語保育士である私が解説します。
そもそも英検ジュニアとは?
大人であれば「英検」というものを学生の頃に受けたことがあるのではないでしょうか?
それの子ども版が「英検Jr.」です。
つまり、まだアルファベットが書けないくらいの子どもための英語のテストではあります。
が、そのテストを受けるまでに英語が学べるような仕組みまでついてくるので、とても英語の力になります。
もちろん、小さい子どもに合わせて、「書く」という内容ではなく、「音」がメインの英語テスト。
あくまでクイズのように試験が受けられます。
そんな英検ジュニアの特徴は大きく2つ。
全てリスニング
書き取りはなく、リスニングをしてその答えにあったイラストを選ぶという方式になっています。
英語の学習において、リスニングは大切なポイントです。
小さな子でもできるように配慮したテスト内容になっています。
合否というものはない
ここまでできた!という達成感を感じてもらうためのものなので、合否というものはありません。
一応の目安が80%を超えると次の階級にも挑戦できる能力があるとして認められます。
ブロンズ→シルバー→ゴールドと3つの区分けに分けられています。
ゴールドの次は英検5級です。
「合格」「不合格」として結果が出ないのは、子どもが「ここまでできた!」を実感することです。
60%できた!
親はつい80%を超えるように考えてしまいますが、子どもは少しでも上がると喜びます。
取り組むとどんなメリットがある?
メリットはこちら
- 英単語が増え、なおかつ音で覚えられる
- ラーニングが楽しいから学習が進む
英単語のレベル
英検ジュニアの概要 | ブロンズ | シルバー | ゴールド | 5級 | 4級 |
英単語数 | 300 | 600 | 1000 | 600 | 600~ 1300 |
学習の目安 | 小学校1・2年 | 3・4年 | 5・6年 | 中学1年 | 中学2年 |
必要な英単語数が、グンと伸びます。
ゴールドまで達成すると、1000語に到達するレベル。
英単語力だけで見ると、英検4級の中学2年生に匹敵するレベル。
テストは音声で出題されるため、合格するには、単語を音で覚える必要があります。
だからこそ、英単語の音はグンと覚えられるのです。
この時点で英語が苦手な親よりも、聞き取れるようになっているかも!
「ラーニング」が楽しいから学習が進む
ラーニングというのは、英検ジュニアの学習の名称です。
有料ではありますが、月単位で学習することができます。
それが、結構楽しい!
- 動体視力ゲーム
- 神経衰弱
- かるた
- トロッコ
- はしご乗り
などなどたくさんのゲームがあります。
ゲームを繰り返しながら音を確認して覚えることができます。
ゲームで勝つためにもっとやりたい!
各級のレベルの違いは?
英検ジュニアは3つのレベルから構成されています。
基礎から簡単な質疑応答ができる程度に幅が広いです。
目安は80%以上取れたら次に進むと良いとされています。
- ブロンズで80%以上取れたらシルバー。
- シルバーが80%以上取れたらゴールド。
フロンズは、基礎的な内容
と言っても、英単語は300語知っている程度なので、身の回りの英単語を知っておく必要があります。
小学生や未就学児でも英検ジュニアの「ラーニング」で音と一緒に覚えられるかが重要です。
特に英単語の学習が必需!
参考記事⇒英検ジュニア「ブロンズ」勉強方法や対策を英語保育士が解説!おもちゃ教材も紹介
シルバー
英単語は600語になります。
前置詞や形容詞、また進行形など様々な「人の状態」を表す言葉が増えます。
動詞も出てきて、
例えば、
「He is sitting on the chair.」(彼は椅子に座っている。)
などの人が何をしているかを聞いて分かればいいでしょう。
他にも、
- 立っている状態(人 is standing.)
- 登っている状態(人 is climbing a tree.)
- 本を読んでいる状態(人 is reading a book.)
などなどの状態を表せられるといいでしょう。
この時までにたくさんの英語絵本を読んでおくことをおすすめします。
参考記事⇒英検ジュニア「シルバー」対策!レベル感は?遊んで学習できる方法【無料教材配布】
ゴールド
ゴールドは1000語という英単語の多さは英検4級にも匹敵するほど。
中学生レベルの英単語力が必要になります。
「The man wearing a mask~」(マスクをつけてる人が~)
「umbrella with red and white stripes」(赤と白のストライプの傘)
など、名詞を表現している文章が出るのが、普通の状態です。
さらに
- 5W1Hの質問形式の理解
- 会話形式
- 文字の読み取り
などが出題されます。
常日頃から5W1Hでの質問形態に慣れておくと良いですね!
参考記事⇒【有益情報】英検ジュニアゴールドの試験内容を詳しく!対策方法を英語保育士が解説
費用
ラーニングは楽しく学べるので、おすすめです。
子どもには受験時間も重要な要素。
ブロンズは30分、シルバーは35分、ゴールドは45分かかります。
行うと、
資格証が貰える!
この資格証は、意外と子どものやる気になります。
もっとやろう!と感じる様子。
到達度を英検ジュニアの山にして見せてくれる
どの程度まで登れたか、子どもが目で見て確認できます。
とても分かりやすいですね!
対策はどうする??
英単語の勉強が最重要です。
英単語を基礎なので、初めに取り組むと良いでしょう。
英単語が耳で覚えられるようになる方法など、詳しく知りたい方はこちらを確認してください。
各対策については、こちらを参考にしてください。
⇒
特に英単語対策は大切!
私は、子どもに毎日3分程度の暗記時間で、20%も伸ばせました!
英検ジュニアとは?試験内容と対策を英語保育士が徹底解説まとめ
今回は、英検ジュニアとはどんなもの?という概要をお伝えしました。
概要はこちら
- 英単語が音で覚えられる
- 小学生2年生までの子どもが最適
- ラーニングは楽しいゲーム感覚があり、続けられる
子どもが取り組める英検ジュニア様様です。
もし気になる方がいれば、英検ジュニアを検討してみてはいかがでしょうか?
他の級についても書いています!
そちらもぜひ見てみてください!
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