- 発音ってどうやって伝えればいい?
- フォニックスの教材はある?
- アニマルフォニックスリーダースってどう?
という疑問をもつあなたに向けて記事を書いています。
こんにちは、現役保育士であり、子どもに英語を伝えているココです。
子どもの英語の発音って教えるのが難しいですよね。
私も同じ悩みを持っていました。
その時に出会ったのが、「アニマルフォニックスリーダース」
発音への効果が高かったので紹介します。
もしあなたが子どもへの発音を伝える方法に悩んでいるのでしたら、この記事で解決しましょう。
結論は「発音ができるようになる!」
本の紹介
動物のリアルな写真と優しい文章を通して、フォニックスルールを学び、読む力を育てる本。
レベルとしては海外幼稚園の年長レベルのようです。
(サイトワードリーダースは、サイトワード用の海外幼稚園の年少レベル)
24冊の本が入っています。
1年間(初めてから後半10か月ごろからこの本を読み始めました)取り組んだ結果、発音が向上しています。
その時の様子がこちら。
フォニックスに特化した本なので、発音向上に効く!
フォニックスとは
そもそもフォニックスとは、英語圏の子どもたちに向けて文字を教えるための方法です。
日本語のひらがなにあたるもので基礎の基礎と言ったもの。
分かりやすく例を出すと
cat (キャット)
この文字を分解すると、
c クッ a エアッ t トゥッ
という音になります。
この音がフォニックス。
シー A エー T ティーじゃないの?
と思うかもしれませんが、これは文字の名前です。
「C」には、【シーという名前】と【クッという音】があるんですね!
名前と音が違うというのは、ひらがなにはない感覚ですので、イメージしずらいかもしれません。
肝心なことは、アルファベットには名前と「音」がそれぞれあり、「音」を学ぶ方法がフォニックスの学習法です。
参考記事⇒英語の発音が良くなる【フォニックス学習】初心者から上級者へのレベル別の教え方
本の使い方
- BGMとしてかけておく
- 読み聞かせをする
- 一緒に真似っこ音読してみる
という3つの工程があります。
BGM聞き流しとは生活に邪魔にならないように流しておく方法のこと。
耳になじんだら絵本の読み聞かせを繰り返してみましょう。
そうすると、不思議と子どもは学習していきます。
聞いて覚えられるようになったのであれば、真似っこ音読をしてみましょう。
そうすると、学習効率がどんどん上がっていきますよ!
参考記事⇒子どもへの英語BGM聞き流しは効果ある?より成長させ頭打ちさせない方法
親が不安な方のための、音源とはこんなもの!
1冊につき、2回音源が入っています。
1つ目がシンプルな読み聞かせ(ピロンという音でページをめくってね!という説明から入っています。)
二つ目がBGM付きでポップな雰囲気になっています。
どちらも聞きやすい曲になっていて、取り入れやすいです。
BGM聞き流しをしながら、寝る前に一緒に見ると効果ありです!
発音が苦手な親はこのBGM聞き流しをしながら行うと、子どもは正しい発音を取り入れることができます。
覚えられる発音は?
この本を一緒に音読できるようになると、フォニックスを覚えられることができます。
本ごとに繰り返し出てくる発音が違うので、耳に残りやすいのです。
具体的に言うと、 Bat Facts の本にあるのは「 short a 」という発音。
これがページごとにたくさん散りばめられています。
発音ごとにまとめてみました。
以下の表で確認してね!
母音10個
発音(母音) | 本のタイトル | 発音(母音) | 本のタイトル |
long a | Apes Can Play | short u | Bug Hunt |
short a | Bat Facts | long e | See the Seal |
long i | Mice Are Nice | short e | Red Hen’s Eggs |
short i | The Pink Pig | long o | Goats Like to Roam |
子音12個
発音(子音) | 本のタイトル | 発音(子音) | 本のタイトル |
sn | Sneaky Snakes | sh | The Shark Show |
sp | I Spy a Spider | sl | Sleepy Sloths |
ee | I See a Bee | oo | Moose Are Cool |
cr | Crabs Crawl | ch | Let’s Cheer for Cheetahs! |
ai | Snail Trails | pr | Prairie Dogs Are Pretty Amazing! |
gr | Great Grasshoppers | wh | What a Whale! |
復習用に2冊あり
発音(復習) | 本のタイトル |
long vowel review | I Can Get a Pet |
short vowel review | Animal Dreams |
これだけの発音を学べる本なのです。
おすすめ理由4選
絵本だから敷居が低い
絵本は子どもの中にスッと入り学習します。
なぜなら勉強だと反対の作用が起こることがあるからです。
なんで勉強しないといけないの?
という思いが生まれます。
ですが、絵本は勉強ではなく「娯楽」として見ることができます。
そのため、知識を得る敷居が低いんですね。
だからこそ、伝えたいたいことがあるときには、絵本が一番効果的と保育士として強く主張しています!
写真だからこそ
リアルな現実を写真で見れるというポイントは考えるより子どもに刺激を与えることができました。
へぇーコウモリってこんな感じなんだ・・・
と感心するような言葉も聞くことができました。
つまり、写真の力が存分に表れているのです。
真似っこ音読しやすい
同じ発音が続くので、子どもからしたら発音しやすいという特徴があります。
違うものよりも、発音が浮き上がり、言いやすいようです。
親子の関わり
保育士として外せないのが、親子の持つ時間の効果。
親子の関わりは子どもの成長に、非常に重要な時間です。
具体的に言うと、自己肯定感に効果あり。
なぜなら、子どもは自分のことを認めてくれているという思いが必要だから。
親が絵本の時間を自分との関わりを大切にしてくれているという思いが、子どもの自己肯定感を刺激します。
自己肯定感が上がると学力にも効果があるので、おすすめです。
詳しくはこちらに記載しています。
参考記事⇒子どもの自己肯定感とは?英語学習にもつながる必須能力
デメリット
しいて言うなら初心者には少し難しい文章になります。
文章が短いサイドワードリーダースに比べて、文章も長めです。
初めはサイトワードリーダースで学習してからという工程が良いでしょう。
それでも簡単な部類であることには変わりないので、動物が好きなら初めに取り入れてもかまわないと思います。
参考記事⇒重要英単語くを学べる絵本サイトワードリーダースのデメリット!を超えるメリット!
こんなあなたにおすすめ
- 英語学習を少し行い、次のステップを学ぶ人
- 絵本の読み聞かせが好きな子ども
- 動物が好きな子
がおすすめ!
特に、動物が好きな子であるならば絶対に取り入れてほしい絵本セットです。
アニマルフォニックスリーダースをBGM聞き流し学習で まとめ
子どものフォニックスを強化できる本として優秀な本。
なぜならフォニックスは子どもの英語学習の基礎中の基礎だから。
私の娘も取り組んだ結果、効果はありました。
だからこそ、自信をもってこの本を読みながらの学習をおすすめします!
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