- サイトワードって何?
- どうやって学ぶの?
- どんな教材がある?
こんな疑問があるあなたに向けて記事を書いています。
こんには、英語と保育士の資格を持つイングリッシュエキスパート保育士のココです。自身で学びながら、子どもにも英語を教えています。
英語と触れ合えるために、どんなことをすればいいのか悩みますよね。
机にしがみつき、1つずつ教えていく・・・なんてやり方は良くないけれど、どうすればいいのか。
そんな悩みを私自身も持っていました。
自身でも子どもに英語を伝えるため、学習を始め、保育士として英語だけでなく成長にも良い教材を探して子どもと楽しんでいる私が、子どもへの成長にも良い英語学習ゲームを紹介します。
今回はサイトワード学習に効果的な「サイトワードスワット!」
この教材で、子どもが英語が読めるようになる力になりますよ!
サイトワードスワット!とは
5つのレベル設定がある、カルタ形式のゲームです。
ハエ叩き4本・英単語カードが110個・日本語説明書が内包されています。
ハエは両面にサイトワードが書いてあり、すべて合わせると220個の単語があります。
1~4人用となっていて、楽しく遊べるようにカラフルなのが特徴です。
6歳以上(英語版では5歳以上となっています)
やり方は「カルタ取り」
- 親役が1つ読みあげる
- その単語を見つけてハエ叩きでぱちんと叩く
- これを繰り返し、多く集めることができた人の勝ちです。
というやり方になります。
絵の違いではなく、文字の違いを見るために英語学習に繋がります。
動画で確認
こちらは公式動画になっています。
日本語ではないものの30秒ほどで子どもたちが実際に遊んでいる様子を動画にしています。
こんな人におすすめ
- 親子で楽しみたい方
- ゲーム形式が学びやすい子どもに
- 遊びとして英語学習したい方
- フォニックスを子どもがある程度理解できている方
にはピッタリなゲームとなっています。
フォニックスを理解できていると、初めの文字だけでも推測できます。
そのため、完全に初めてという子どもよりはフォニックスをある程度分かるレベルの子どもと遊ぶことがおすすめです。
年齢も小学生以降(何年か英語学習を継続している子)あたりが対象です。
英語学習を始めたばかりの方はこちらで発音を学びましょう。
参考記事⇒【初心者向け】220円の教材で子どものフォニックストレーニング【保育士の教え方】
そもそもサイトワードとは??
サイトワードとは(Sight 視覚 Word 言葉)
- フォニックスのルールから外れた例外単語
- 目で見てすぐに理解するべき重要な単語
のこと。
サイトワードの中でも有名な「ドルチワード」とは95の名詞と220単語を段階ごとに区切ってある考え方のことです。
ネイティブの子ともたちであれば、6歳前後(就学前~小学生低学年あたり)で学ぶことが一般的。
フォニックスのルールで読めるもの75%とされていて、残りの25%がサイトワードになります。
フォニックスとサイトワードを学習すると、ほとんどの単語は書いて読めるようになります。
覚え方は、とにかく暗記しかない
フォニックスのルールから外れた単語なので、基本的には暗記するしかないという特徴があります
つまり、「目で文字列を見て、言葉にする」ということを繰り返し繰り返し行う必要があります。
ゲームを通して単語を見る+単語の発声をするということで学ぶことができてきます。
サイトワードについてはこちらで詳しく解説しています。
参考記事⇒サイトワードとは?覚え方・教材・教え方【楽しく学べる保育士メソッド】
220個のサイトワードが内包されている
220個のサイトワードがゲームの中に入っているため、大量のサイトワードが学ぶことができます
ドルチワードの315個の中から220個のため、ほぼ70%はカバーできる計算になります。
レベルごとに段階的に学習できるようになっていて(全部で5段階あり)子どもの学習内容に応じて単語を覚えることができます。
1つのゲームを長く使えるためにコストもかからないというメリットもありますね
一緒に、楽しく覚えられる
ゲームのため、親子で楽しく覚えられる。
子どもはゲームが大好きです。
親も「子どものために」ではなく、できる限り「一緒に学ぼう」という気持ちを持ってゲームに臨むと良いです。
親子は学友となって英語に取り組むことで、子どものモチベーションがアップします。
なぜなら、「親と一緒」というのは子どもにとって何よりも安心するからです。
だから親子で楽しくゲームに取り組むことができるサイトワードスワットはおすすめです。
買ってやってみた結果
実際に子どもとこのサイトワードスワットを行ってみて、
やってみたい!
はじめてみたときからとってもやる気満々な様子。
始めは5個からはじめ、数を増やすというやり方をしてみた結果。
他の音でとれるカルタよりは難しいと感じました。
繰り返し繰り返し行うことで、現在、少しずつですがサイトワードを覚えている様子。
量があるために、これから何か月もかけながら学習をすすめることになります。
くり返し行っているにも関わらず、もう一度やりたい!と言うことがあり、ゲームの楽しさを十分に味わっています。
時間はかかるが、実際に力がついているのを感じます。
注意点
ここからは、このゲームの注意点を解説します。
意味とは連動しない
カルタの文字だけを見て取るという行動のため、その特性上意味は理解することができません。
そのため、サイトワードを意味から学ぶために絵本を並行して行うことをおすすめします。
サイトワードリーダースという本では50個のサイトワードが学べる定番絵本です。
絵本の読み聞かせとゲームで楽しみながら、という多角的な学習からサイトワードを学ぶと学習効率が良いです。
サイトワードリーダースの単語とサイトワードスワット!のLV1の単語は8~9割ほど連動しているため、並行して行うことで意味と文字を繋げることにとても効率が良いです。
参考記事⇒超定番絵本サイトワードリーダースのデメリットとは?【レビュー】
一人、二人ではできない
一人からゲームができるとかいてありますが、子どもは一人でゲームはできません。
カルタは取るための勝負をすることが一番の盛り上がるポイントです。
つまり、一番面白いのは、「読み手1人と子どもたち2人以上」です。
そこで、読み手と子ども1人でも楽しめるように単語リストを作りました。
これを読めば、大人と子どもが対等に勝負ができます。
記事の最後で配布しています。
※配布終了時期は未定です。事前報告なしに終了する可能性があります。
大人が発音ができないよりも、やはりできると効果的
サイトワードの学習は「音」と「文字」の暗記になります。
発音がきれいな方が再暗記しなくてすみます。
つまり、発音を親ができるようになるか、音源を用意するか、という手段が必要です。
残念ながらこのゲームに沿った音源はありません。
正直あまり発音は気にしなくてもかまいません。
ジャパニーズアクセントでも発音しようという気持ちがあればいいのです。
子どもの発音の修正はBGM聞き流し法を行うことで、自然と音を改善することができます。
そのため、あまり発音にこだわりすぎるのはやめましょう。
参考記事⇒子どもへの英語BGM聞き流しは効果ある?無料で勉強できる有名どころも抑えとこう!
多角的な学習
動画と読み聞かせとこのゲームを通して3方向からのアプローチをすることで少しずつですが、単語を覚えることができます。
暗記は、その単語を出会うことがすべて。
何度も何度も繰り返し出会うことで記憶することができます。
これは大人の学習にも有効で、1つの単語をずっと書き取りして覚えるよりも、「1ページすべての単語を音読し、次の日も復習して2ページ目をやる」というやり方が有効です。
つまり、期間を置いて単語を見直すことで暗記効率が上がるのです。
そのため、アプローチを増やした方が学習効率が上がりますよ。
単語リストを作成
フォニックスとサイトワードを覚えることができると9割ほどの言葉が読めるというほど効果のあるもの。
サイトワードは暗記することが必要な学習スタイルなので、基本的には時間がかかります。
そのために、小さいころから少しずつ少しずつ伝えていくといいでしょう。
あまり肩肘を張らず、時々、気持ちが向いたら行うという取り組みでも十分です。
そのためにサイトワードを学べるための準備だけはしておくことが必要です。
サイトワードスワットとサイドワードリーダースとの関連語句についてもまとめました。
ほとんどがLV1の語句に当たるため、並行して行うことで相乗効果を狙うことができます。
【子ども英語おもちゃ】パチンと叩こうサイトワードスワット!で220個もの単語学習 まとめ
サイトワードスワットとは、サイドワードに沿ったカルタゲーム。
そもそもサイトワードとは
- フォニックスのルールから外れた例外単語
- 目で見てすぐに理解するべき重要な単語
である
親子で楽しくサイトワードを学習できるおもちゃなので、ぜひ一度検討してみてくださいね!
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