- 遊びで成長できる?
- 学習にも活かせる?
- どんな遊びがいい?
という疑問をもつあなたに向けて記事を書いています。
こんには、英語と保育士の資格を持つイングリッシュエキスパート保育士のココです。自身で学びながら、子どもにも英語を教えています。
子どもの遊びってそもそもどういうものだと思います?
保育士としてたくさんの子どもたちと関わってきました。
その経験から言うと、遊びとは「子どもの成長する基礎」であります。
「ただ楽しいもの」ではないのです。
この記事では、あなたの「遊び」の捉え方が変わります。
遊びの力
遊びはとても重要な活動の一つです。
遊びは、子どもの成長を促進するからです。
もともと、哺乳類という種類は遊びが成長に繋がるように設計されているようです。
例えば猿は、木登り遊びを通して、生きていく術を学ぶ。
ライオンは、追いかけっこを通して狩りをするための能力を鍛える。
人間も同じ。
かけっこも、かくれんぼも人間の能力を育てる手段になっています。
保育士として、たくさんの子どもが遊びを通して成長したところを見てきました!
遊びの効果
効果を簡単に記述すると、
かけっこでは、足腰を鍛えることができ、
かくれんぼでは、狭い空間に体を入れるといういわゆる「ボディイメージ」をつかむことができます。
※ボディイメージとは、体の動かし方などの使い方を考える能力。体をどう動かすか判断する材料の一つになったりする。例えば、狭い空間に体を小さくして隠れるように体を使う。
というように、能力が延びていきます。
他にも、友だちと関わることで、コミュニケーション能力を育てることができます。
体を使うゲームをすると、集中力にも効果があるし、パズルなどは形を把握する能力である空間把握力が育つとされています。
モンテッソーリ教育と世界でも有名な教育方法でも、「遊びに夢中にすることで成長する」とされています。
このように、遊びは様々な能力が育つ要素を備えているのです。
こういう能力を非認知能力と言い、幼児の成長を支える基盤になる非常に重要な能力です。
参考記事⇒【非認知能力とは何か】子どもの成長を見続けている現役保育士が解説
学習効果もあり
もちろん言語能力にも、成長する遊びがあります。
そういう遊びを「言葉遊び」と言います。
例えば、しりとりでは、単語を学ぶ
ごっこ遊びでは、例えば母親の真似をすることで、母親としての役割の言葉を使い学びます。
「もう朝よ。ごはん食べて!」など子どもは言わない言葉を使いながら学べる遊びです。
もちろん、他の人になりきるとさらにその人特有の言葉を獲得することができます。
こういう遊びの中から言語能力が育っていきます。
遊び時のポイント
このように遊びは能力を育てることができるものですが、多岐にわたるため、遊び方は様々にです。
そこで、保育士としてこう遊ぶといいよ!という視点を3つ書いておきます。
親もおもいっきり楽しむ
人は一緒に楽しんでいると、より楽しくなります。
子どもももちろん一緒。
親が一緒に楽しそうにしてくれると、子どもは安心してより楽しくなります。
すると、不思議、めちゃくちゃ遊びにのめり込みます。
だからこそ、親もおもいっきり楽しむことをおすすめします。
世界にのめり込む
ごっこ遊びなど、子どもの世界を壊さないといいでしょう。
子どもは「ママはこうなんだよ」「パパはこうしてて」など指示したりします。
その世界観を知り、ついていく。
完全に言う通りにしなくても大丈夫。
でも、ちょっとした家事が必要な時は「ちょっとお出掛けしてくるね」くらいに言っておくと世界観が壊れません。おすすめです。
遊びの夢中になっているときに、とやかく言わない
夢中になり始めると、子どもは成長している大切な部分。
夢中になっているときには子どもはのめり込んでいます。
そのときに、言葉をかけると邪魔になってしまうこともあります。
そのため、夢中になり始めたらちょっとだけ引いて様子を見てあげるだけでもいいでしょう。
子どもが必要としていたら「言葉をかける」くらいでも大丈夫です。
おすすめの遊び
子どもが好きな遊びに大人も参加するだけ!
と言いたいところですが、時折、種類の違う遊びを紹介することをおすすめします。
時々違う遊びをすることで、子どもは新たな遊びを知りもっとのめり込む遊びを見つけることができます。
保育士として遊びを少し紹介します。
秘密基地作り 泥団子 水遊び 雨の中の散歩
トランプ 折り紙 絵の具でお絵描き あやとり クラフトペーパーなど
英語学習にも効果がある遊びは
英語カルタ 英語トランプなど
この中の遊びは例なので、他の遊びでも大丈夫です。
大切なのは、「新しい遊びを見つけること」
まとめ
- 遊びは、子どもが成長する大切なもの。
- 遊びは、成長する材料と考える。
- 思い切り、子どもの世界に没頭できるような遊びすると良し。
- いつもと違うような遊びを時々してみると、新たな遊びから成長できるようになる。
ということを考えながら、子どもたちと遊びを楽しめると良いですね!
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