- ゲーミフィケーションってなに?
- 方法は?
- 具体的にどうする?
という疑問を持つあなたに向けて記事を書いています。
こんにちは!保育士と英語の資格を持つイングリッシュエキスパート保育士のココです。
子どもの英語学習について発信しています!
ゲーミフィケーションとはゲームの要素を取り入れて学習や仕事などのモチベーションアップにつなげる取り組みです。
子どもの育児に取り入れるととても効果を発揮します。
今回の記事を読むと、
- ゲーミフィケーション意味
- ゲーミフィケーションの具体例
- ゲーミフィケーションを取り入れられるプログラム
なども知ることができます。
ゲーミフィケーションとは?
ゲーミフィケーションとは、ゲームのように「またやりたい!」と思わせるような仕組みのこと。
教育や仕事など、ゲームとは無関係のことをゲーム感覚で進めることで「もう一度やりたい!」と感じるようになるのです。
簡単に言うと
- ポイントカード(お店のポイントを集めることを目的にして、次の来店に繋げる仕組み)
- ログインボーナス(ソシャゲなどでは、報酬を貰えるため、次のログインに繋げる仕組み)
などがあります。
実は身近にもたくさんのゲーミフィケーションの仕組みがあります。
ゲーミフィケーションでモチベーションアップにつなげる!
ゲーミフィケーションには、次のポイントが大切
- 目的(ゲームのクエストのように、自分から挑もうとする)
- 報酬(開始することで、ご褒美が貰える)
- 人との結びつき(仲間と一緒に行うことで行動を起こさせる。)
があります。
目的
自分のレベルごとに、クエストが発生し、それを達成することで喜びを感じるようになる。
つまり、課題がちょうどいいくらいのレベル感である必要はあります。
それをうまくコントロールすると、やろうという気持ちに繋がります。
例えば、
- 毎日、30分の学習をし、1か月後に1冊修了する。
- 毎日、公園の周りを走り、運動不足を解消する、
など、一人ひとりレベル感は違うので、それぞれの目標を設定することが大切です。
報酬
スマホゲームなどでポイントを貰えるために、明日もやろうという気持ちにさせるのが、報酬型の仕組み。
例えば、
- 購入後とにポイントを貰え、貯めると他のアイテムになる
- バッチ、トロフィーなどの称号があることで、より自己達成感を感じることが次への称号獲得への気持ちに繋がる
- ランキングを設定することで他の人よりも勝ちたい!という気持ちに繋げる
などがあります。
来店ポイントなどがありますね!
人との結びつき
上記の目的や報酬を使ってモチベーションアップにつなげることでモチベーションアップにつながります。
また、仲間やコミュニティなどでの「社会的なつながり」も要素となります。
- 共通のテーマのコミュニティ内で、共感や連帯感を覚える
- SNSの共有機能で、他の人の様子を見て、刺激を受けあう
などがあります。
学校では、友だちと一緒に勉強するから続けられるという効果もあります。
子どもとの相性が良いゲーミフィケーション
子どもの教育としてゲーミフィケーションを使うという手法がおすすめです。
勉強はした方がいい!と学習の大切さを伝えても、「なんで?」と理解ができないことは往々にしてあるでしょう。
勉強は大切だから、勉強しよう!
・・・・・
こんな時は、ゲーミフィケーションを使って、モチベーションアップにつなげると子どもは自然と取り組むようになるでしょう。
実際に、英語保育士の私が、子どもの英語学習に行った取り組みとしては、
英検ジュニアで
- 目的化
- 到達度の可視化
- 人との結びつき
に繋げました。
目的「英検ジュニアをクリアする」
これは、言葉で伝えたのではなく、実際に取り組み始めてから、子どもが「ゴールドがあることを知る」ことから自然と目的になりました。
つまり、始めたからには「最後までやってみようかな?」と感じたということです。
これがゲーミフィケーションの目的化です。
※英検ジュニアゴールドは中学レベルで、小学2年生で到達。
報酬「級のクリア」ことです。
英検ジュニアには5級4級という数字の級ではなく、「ブロンズ・シルバー・ゴールド」という急になります。
ブロンズに到達すると、実際に賞状が貰えるので、ゲームにおけるバッチやトロフィーなどと同じ効果を発揮します。
そこから達成感を感じ、次へのモチベーションに繋がります。
人との結びつき「大人がTOEICへの挑戦している姿を見せる」
家庭学習では社会的なつながりが困難でしたが、「親が一緒に学習をしようという姿勢」がモチベーションに繋がりました。
親がやろうとすると、子どももやろうとします。
何千もの子どもたちを見てきて、真似をして成長している子たちを見てきました。
そのため、「親が挑戦している姿」というのは、とても成長への糧になります。
また、友だちと一緒にやると、「仲間」としてだけでなく「ライバル」としての一面も見られるようになります。
そうすると、さらにモチベーションアップにつながるでしょう。
実例のまとめ
英検ジュニアで「クリアしようと」「賞状で達成感を感じながら」「親と一緒に挑戦した」ということになります。
この過程で、
- 小学生2年生が英単語1000個(中学生レベル)
- 英検ジュニア ゴールド(英検5級とほぼ同等レベル)
- 英語学習を2年以上継続
することができました。
これがゲーミフィケーションの力です。
英検ジュニアについて知りたい方はこちらの記事をどうぞ
参考記事⇒英検ジュニアとは?試験内容と対策を英語保育士が徹底解説
注意点
やった時にご褒美シールを貯めるという取り組みは、短期的には効果があります。
しかし、ご褒美シールを貯めることが目的になってしまうために、肝心のやってほしい取り組みへのモチベーションアップにはつながらないので注意してください。
「最後までできたね!」とシールの枚数が増えたことをほめるのではなく、
「努力してきたね!」とやってきた取り組みを褒めるといいでしょう!
他のプログラム
実際のゲーム内で学習をしようしたり、学習をすすめるとポイントが手に入り、ゲーム内でアイテムを手に入れることができたり、友だちと一緒に学習をしようとしたり、などなどのプログラムがあります。
少しですが、紹介します。
実際にゲームを使用した取り組みはこちら
マイクラやフォートナイトなどのeスポーツを利用して学習に応用しています。
ゲーム内でアイテムを貰えるポイント作りでの学習ができる取り組みはこちら
レッスンを行うと、可愛い動物が見られるようになり、最後にはたくさんの動物たちが見られるようになります。
友だちや家族と一緒に協力して(ライバルとして)いける取り組みはこちら
親子で分け与えることができるタイプのオンライン英会話
クラウティ
などがあります。
【英語保育士がおすすめ】ゲーミフィケーションは子ども教育の新手法【具体例あり】 まとめ
ゲーミフィケーションとはを解説しました。
ポイントをまとめると、
- 目的(クエストのように、自分から挑もうとする)
- 報酬(開始することで、ご褒美が貰える)
- 人との結びつき(ポイントやユーザーランキングなどで上位へなろうとしたり、仲間と協力して進めようとする気持ち)
があり、子どもたちの学習にも応用できる。
私は、この取り組みを英検ジュニアに応用して子どもの学習をすすめました。
実際に英検ジュニアのゴールドまで到達することができたので、効果のでた取り組みです。
大切な子どもたちの将来を考える方法としてゲーミフィケーションを利用してみてはいかがでしょうか?
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