- 幼保英語検定とは
- 2級はどの程度?
- どんな勉強法をした?
- テストの時の事前に知っておくと便利なこと
などの疑問を持つあなたに向けて記事を書いています。

こんにちは、幼保英語保育士のココです。
幼保英語検定に合格できたので、その時の勉強方法などをシェアします。
また、私は子どもと一緒に英語を学習していますが、今回の試験への挑戦や合格が子どものモチベーションアップにもつながりました。
また、子どもとの遊ぶときの会話例や単語も知ることができます。
ぜひ、英語が苦手な先生も親も挑戦してみてください!

幼保英語検定とは
国際的なグローバル化に対応する幼稚園教諭・保育士の要請の一貫として乳幼児保育に適した英語力を身に付けることを目的とした検定。

主に、幼稚園教諭や保育士のための検定ですが、子どもと話すときの会話を学習できるよ!
「入門」から「専門レベル」の5段階で構成されている。
2級概要
2級は高校中級から卒業程度が目安のレベル。
4~1級までは、中学初級~大学上級程度とされています。
2級の試験内容は,
- 入園の相談(電話対応・道順・伝言メモ・必要書類記入・説明会)
- 入園と登園(自己紹介・提出書類・持ち物チェック・カレンダー・悪天候字の登園・緊急事態時の対応)
- 室内遊び(工作・お絵描き・連絡帳・ストーリーテリング・ダンス)
- 昼食とおやつ(献立・片付け・歯磨き・アレルギー児の対応・お行儀)
- 野外遊びと遠足(遊びのルール・遊具・遠足の準備・許可書)
- 病気とケガ(体調不良児の対応・健康管理)

親は、中学卒業程度である「3級」をおすすめ。
室内遊びや野外遊び、トイレ、お昼寝などの内容がありますよ!
2級の勉強内容
ここからは試験に向けた取り組みを紹介します。
- 保育単語
- リスニング
- 文法
- 長文
となっています。
結構マイナーなので、学習した内容を書いておきます。
どうやったらいいの?と困る方はこちらを参考にしてみてね!
保育単語
mikanというアプリの中に、幼保英語検定で使われる英単語がまとめられているということで、電車通勤などの方は、こちらを利用してみるといいと思います。
アプリ自体は無料で使えますが、幼保英語は有料区内になるので、注意。
リスニング
公式サイトで過去のリスニングが聞ける<サイトはこちら>
公式教材でシャドーイングしまくる。
それだけで聞き取りはいけます。
特に会話のスピードが速いわけではなく、どちらかと言うと遅い。
実際のテストの時は一つの会話が遅すぎて、最初の内容を忘れてしまうので注意が必要。
私は、ずっと内容をメモしながら、会話を追っていました。
※テスト時にA4用紙だけは持ち込んでいいので、そこに会話内容をメモしてました。
公式教材はこちら
ですが、楽天にある方が、ポイントがついてちょびっとお得に変えました。
※高値のものもあったり、送料無料や有料があるので注意!
2530円(送料無料)が公式価格です。
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親は、こちらの3級テキストがおすすめ。
ちなみに私は不安だったので、準1級のテキストもリスニング対策してました。

受ける級のテキストを、取り組むだけでOKです。
文法
複雑な内容はでませんでした。
あくまでも中学英文法がわかれば、とれる問題。
中学英文法がまだ不安な方は、先に仕上げてしまいましょう。
私は、中学英文法を修了するドリルを過去に行いました。
参考記事⇒子ども英語教育のためにMr.Evineの中学英文法を修了するドリルをやってみた
長文問題
長文は少し複雑。
なぜなら過去問に「絵本の読み聞かせについて」や「子どもの興味に添った学習方法」などの長文が乗っていたからです。
内容が「子どもについて」なので、保育士や幼稚園の先生なら普段の子どもの知識があれば、少し難しくても理解できるかもしれません。
が、普段英語の長文を読んでない方は、対策をすることが必要です。
対策は、中学英文法を理解した上で、「たくさんの子どもに関する長文を読む」ということ。
子どもに関係あるものはかたっぱしから音読をするという勉強法を行いました。
2級向けには「速読英単語」が一番子どもについての短文が乗っていて便利でした。
- オオカミの子育て
- 遊びを通して学ぶこと
- アレルギーが増加する背景
- テレビゲームの影響力
- 家族で食事をすることの重要性
などがまとめられてあったので、くり返し音読を繰り返して文章に慣れていきました。
注意点
オンライン受験の難しさ
準備が大変。
スマホはズームを入れ、パソコンで試験を受けるという形で受験をしました。
ということで、スマホでのズームの扱いやパソコンの使用など、少し慣れていないと難しいです。
受験番号が送られて来ないので、一度メールで質問したのですが、回答は来ず・・・。
※受験番号は当日、知ることができました。
また、当日のテスト時も「2021年」の問題が映し出されるなど。
※2021年と書かれていますが、2022年の問題でした。つまり誤植ミス。
しばしば、ミスもありましたがなかなか小さな規模の検定だからかな?と思わせる内容もありました。
ZOOM中に他の人から画面が見られる
テスト前にはじめてZOOMに入ったのですが、ZOOMの特性上、受験者に画面が共有されるということに気づきました。

なので、洋服や室内をきれいに整えた方がいいです。
備品の準備
公式には、机に「キーボードは置いていい」とは書いておらず、机の下においておいたのですが、名前や受験番号を記入する際に必要です。
使っていいのか?と疑問を持ちながら使用しましたが、特になにもお咎めなしでした。
他にも、ヘッドホンやイヤホンの準備や、マウスの電池なども一度確認しておくと安心です。
過去問の印刷
過去問題が公式で購入できますが、印刷ができない仕様になっています。
つまり、ネット上で見るのみで、過去問題を練習教材にするには、かなり不向きなので注意。
【親子で学習すると効果あり】実際に幼保英語検定を受けてみた2級 まとめ
幼保英語検定を受けるには、
- 単語 ミカン
- リスニング 公式教材を使ってシャドーイングとテスト時の受け方(メモを取りながら会話を聞く)
- 文法 中学文法をしっかり
- 長文 子どもに関する文章をたくさん読んでおく
- 注意点 ズームの使用方の確認や受験環境(部屋をきれいに、洋服をきちんとする)を整える
受験をすると子どもの前で宣言をし、勉強をしているところを見せることで、「私も英語やろうかな」との言葉を聞くことができ、実際に英語学習に取り組むことができました。
つまり、子どもの学習意欲へと直結するので、あなたが子どもの教育を大切に考えているのであれば、ぜひ取り組んでみることをおすすめします。
幼保英語検定は、とにかく受験の過去データが少ないので、今回の記事があなたの参考になれば幸いです。
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