- 実際に英語の発音って子どもにどうやって教える?
- どんなやり方がある?
- 具体的なやり方を知りたい
こんな悩みを持つあなたに向けてこの記事を書いています。
こんにちは保育士ココ先生です。
娘の「ディズニープリンセスと英語で話したい」という夢を実現するために英語に取り組んでいます。
フォニックスって聞いたことありますか?
簡単に言うと英語の発音のことで、基礎に当たるそうです。
英語が苦手だから・・・
と悩んでいるのではないでしょうか?
大丈夫です。私も苦手です。
そんな苦手な私が子どもにフォニックスを教えてみました。
保育士として遊びから学べるように考え続けてきた私だからこそ言える内容になっています。
この記事を読めば、
- フォニックスを教える方法
- 実際にやってみた体験談
を知ることができます。
そもそもフォニックス(発音)とは学習方法の1つ
初めに「フォニックスとはどんなものか」からお話します。
フォニックスとは、
そもそもフォニックスとは、英語圏の子どもたちに向けて文字を教えるための方法です。
日本語のひらがなにあたるもので基礎の基礎と言ったもの
例を出すと
cat (キャット)
この文字を分解すると、
c クッ a エアッ t トゥッ
という音になります。
この音がフォニックスになります。
C シー A エー T ティーじゃないの?
と思うかもしれませんが、これは文字の名前です
「C」には【シーという名前】と【クッという音】があります。
アルファベット | フォニックス | 名前 |
A | エァ | エー |
B | ブッ | ビー |
C | クッ | シー |
フォニックスの音をつなげて「アブク読み」とかDまで入れて「アブクド読み」と呼ぶ人もいます。
参考記事⇒発音が良くなるフォニックスのレベル別の教え方【子ども用教材も紹介】
フォニックスを教える方法5選+1選
- BGM聞き流し
- 動画視聴
- 体操
- 歌
- ゲーム
- 親が学ぶ(特別枠)
があるとのこと。
BGM聞き流しとは
邪魔にならない程度に英語をかけ続けて、自然と聞いている環境にすること。
意味が分からなくても耳が自然と聞いていて、基礎になる。
動画視聴も同じで、映像が内容の補完をしてくれて、英語の音が分からなくても理解しやすいというメリットもあり、BGM聞き流し同様、基礎になります。
あまり頻繁ではなかったですが、BGM聞き流しは自分が音楽を聞くときに洋楽を流したりする程度行ってみました。
実際に5歳の子どもに「体操」でフォニックスを伝えてみた
保育士を長くしてきて、子どもに教える際に大事にしたいことは、
- 体を動かして行う
- 楽しく行う
ということ。
例えば、体操をしながらフォォニックスをするは定番な練習方法です。
英語に親しんでもらうところからを、楽しさを中心に行ってみました。
選んだ曲は
- 「幸せなら手をたたこう」「If you’re happy and you know it」
- 「あたま 肩 ひざ ポン」「Head shoulders knees and toes」
が、初めに結論を言うとは失敗。
やっているうちに、みるみると意欲が低くなってきていました。
またこの曲?
私の持ち曲が少ないために同じ曲を繰り返し行うということになってしまい、退屈な体操時間になってしまっていました。
保育士としてたくさんの子どもたちを見ていますが、「友だちと一緒にやる」ということは楽しいものです。
同じ曲でも友だちと行えば、楽しいものです。
今回は親子の二人きり。
体を動かしながら楽しめると思ったのに・・・。
繰り返すごとに楽しみがみるみる減っていきました。
また、もう少し年齢が低ければ抵抗がなく、参加したかもしれません。
5歳という年齢は、なんで英語を歌いながら何回も踊らなくてはいけないのか疑問を感じているようでした。
やってみた結果
体操でフォニックスを行うのなら、
- 曲を調べ用意しておく
- 踊り方を事前に覚えておく
- 大人も楽しく踊る
- 子どもがハマらなければすぐに撤退する勇気
が必要。
動画でフォニックスを伝える
youtubeだけでもたくさんのフォニックス関連の動画があります。
体操がダメなら、動画から!と作戦を変更してみました。
初めのうちはじっーと見ていました。
その後、一緒に歌ってみようと誘ってみましたが、
- メロディーを覚える
- 歌詞を覚える
この2つの壁は、私が思っているよりも高い壁のようで、まったく歌は歌えず。
あ、あ、アップル♪い、い、イグロー♪
ん?イグロー??
イグローってなに?みたいな状態になってしまってるような感じでした。(igloo=雪のかまくら)
もしかしたら繰り返していけば単語も覚えるかもしれませんが、もうやりたくないって感じがありありと見て取れました。
動画を見終わった後の、「次これ見たい。」と関連動画を指さすことを、「いや、もう一回見よう」とか、「それは見ないよ」と毎回他の動画を防ぐという手間がかかり、スムーズには出来なかったです。
英語に親しむというよりは、関連動画を見せないためにどうしようかを考えてる始末。
本末転倒という状態でした。
やってみた結果
動画は学習の中心に添えるよりも、時々手伝ってもらうみたいな意識がいいと感じます。
テレビを見るときに、「時々取り入れてみる」という姿勢が望ましいです。
その際はアルファブロックスがおすすめですよ。私も見てます。
ディズニーの歌でフォニックスを教えてみた
ディズニーは娘が好きで、娘の興味に沿った題材を選ぶことで、興味を示すと考えました。
アナと雪の女王の「LET IT GO」をサビだけ歌いました。
メロディーはすでに知っていたために、すぐに歌えるようになりました。
そこで、娘に次の曲選びを提案することに。
次の曲は何にする?
・・・・
次の曲はありませんでした。
歌詞を覚えることに集中しているせいか、フォニックスを学ぶというところまで達していないということが見え、すぐに撤退。
歌を行うには、
- BGM聞き流しで聞いたことがあるという状態にすること
- もっと簡単な曲を選考する必要がある
ということを感じました。
やってみた結果
特に子どもの「好き」と「簡単な曲」をマッチさせることが必要と分かりました。
- 急に歌いだすのではなく、まず「BGM聞き流し」
- 子どもの好きそうな曲を選ぶ
- できるだけ言いやすい曲を選ぶ
という必要がある。
カルタを使ってフォニックスを伝える
フォニックスカルタ取りを行いました。
アルファベットとポスターがあればできます。
æ はどこだ! 3・2・1
とポスターを指さしながら、一つの文字と音を伝え、アルファベットを取るというゲームです。
初めにやってみると楽しそうに最後まで行うことができました。
すると次の日も
もう一回やろー
という言葉が出ました。
何回もカルタをしながら、取ったら
「S,S,SUN」と発音を一緒に行う。
これを続けた結果、少しずつではありましたが、フォニックスの練習をすることができたのです。
毎日娘が楽しむ姿を見ながら、英語のフォニックスを伝えることで、みるみるうちに覚えていきました。
子どもによって好みが違うと思うので、歌や動画やゲームや体操をやってみて反応の良い方法を試してみると良いと思います。
私の娘はゲームで覚えることができました。
参考記事⇒【英語発音が良くなる】220円の教材で子どものフォニックス学習【保育士の教育方法】
「親が学ぶ」という特別枠 これが良かった
親が学ぶ姿を子どもに見せると、子どもにとても良い影響があります。
特に、「子どもの学ぶ姿を向上させる」ということ。
発音自体は文法や単語に比べて、数も少ない46個。
完璧ではないにしても、私は1か月ほどで学ぶことが出来ました。
初めこそ、本を見ながら練習していましたが、一度本を読み、口の動かし方を知った後は、CDをかけっぱなしで家事をしながらの【ながら練習】でOK。
フォニックスは英語圏の子どもたちも行っている勉強方法です。
英語圏の子どもたちは、フォニックスを基礎として、その後、文字との関連性を学んでいます。
大人は、フォニックスを学ぶと、子どもが親の姿を見て自然と「私もやってみよう」と学ぶ姿を真似するということが起こります。
勉強している姿を見せていてほんとに良かった。
英語耳[改訂・新CD版]発音ができるとリスニングができる [ 松澤 喜好 ]
参考記事⇒発音を分かりやすく教えてくれる本「英語耳」が子どもへの教育にも良い理由
英語の発音を子どもが理解する方法5選+1選! まとめ
- BGM聞き流し
- 動画視聴
- 体操
- 歌ゲーム
- 親が学ぶ(特別枠)
保育士としての私のおすすめはゲーム。
なぜなら親子で遊ぶことで、子どもの自己肯定感も向上します。
また今回はコストの関係で、取り入れなかった通信系のやり方もあります。
いろいろ試すには、選択肢は必要なので、今回の方法が合わなかったら、取り入れてみてもいいかもしれません。
娘のディズニープリンセスと話すという目的に向けて
英語の音の学習はまだまだ始まったばかりでまだまだ効果は見えません。
フォニックスを覚えて、スピーキングまで頑張ります!
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