※アフィリエイト広告を利用しています。収益は子どものために使用します。

子どもの「自立」とは?保育士おすすめ方法4選!【人生が幸せになる能力】

  • 自立って何?
  • 子どものやりたいことを助けるには
  • 子どもにどうかかわっていったらいいのか

こんにちは、保育士として10年以上働いているココ先生です。

自立とは、なんなのか知っていますか?

簡単に言うと、「自分のことを自分で決めていく」ということ

「自立」を向上することは、そのまま人生が豊かになります。

この記事を読むと

  • 自立について
  • 子どもとの関わり方
  • 保育士の私が行っている具体的な取り組み

を知ることができます。

自立を知ることで、子どもの人生が「豊かに・幸せに」なります。

初めに結論を伝えておきます。

それは「子どもを一人の人間として認め、対話をしよう」ということ。

どういうことなのか、解説します。

スポンサーリンク

自立とは、「人生をどう生きるかということを決めること」

「自分のことは自分で決めていく」とはどういうことか

自分で行動を決めていくと、子どもの一日が決まります。

一日が決められると、成長するごとに長期的な視点も得られるようになり1週間、1か月などのことを決められるようになります。

もっと長い目で見ると、子どもの人生まで決められるようになる。

つまり、「自分で決める」ことを繰り返すと、どういう風に生きるか人生も決められるようになります。

「自分で決める」ことで、夢中になる、没頭するなどの状態に近づき、成長します。

それが、「自立」の重要性です。

保育士ココ
保育士ココ

他のことやりたかったなぁと思って遊ぶよりも、夢中になって遊ぶ方が得られる経験が変わります。そのため、「夢中になる」ことは大事なんですね。

自立がないと、親が安心できない未来に

自立があることで、

  • やりたいことを決めることができる
  • 意欲のある状態で取り組むことができる
  • 人生を作っていく姿勢をもてる
  • 自分から行動することができる

これらが形成されます。

一方で、自立がないと、

  • 自分で決められない
  • やることを受け身で待つ
  • 何事にも意欲が低いために、成長に繋がらない

このようなデメリットがあります。

自分からはやろうとする意欲が少ないために、何もしない。

まさに【受動型の人間】になります。

「やれ」と言われたことだけをやるという性格になると、自分からは何も動かず、好きなことも探すことができません。

自立した子は、どんどん成長し、失敗をどうしたらうまくいくのか考えることができます。

つまり、試行錯誤を繰り返す子どもは、長期的に見れば子どもが自分で考えて行動できるため、親としても安心して子どもを見ることができます。

自分から学習する「アクティブラーニング」に必要な「自立」

「アクティブラーニング」とは、文部科学省がおすすめする学習方法の1つです。

アクティブラーニングとは

「アクティブ」とは「能動的」と言う意味で、自分から学びにいくという姿勢があることで、学習効率が良くなる方法。

従来の講義を受けるタイプでの学習定着率は5パーセントと言われています。

自ら体験する75パーセントと知識の定着率は向上します。

また、学習定着率の一番良い方法は、「他の人に教えること」で90パーセントになります。

能動的に学ぶと学習定着率が良い。

そのためにアクティブラーニングという方法を駆使する必要があります。

「自立」をすると、子どもたちが自分でやりたいものを選ぶことができ、その結果、アクティブラーニングになります。

学習定着率の良い、アクティブラーニングをするためには、子どもたちが自分で選択ができる「自立」が必要なのです。

親の行動 保育士が厳選した4選

ここからは、子どもにとって、影響力が強い親がやることで子どもたちの自立の向上にかかわる行動4選。

  • 命令形をやめる
  • レッテルを張らない
  • 子どもの選択を尊重する
  • 子ども自身が小さいことから決めていく

命令形をやめる ⇒ 親の気持ちを率直に伝える

子どもが自分で考え行動できるようにするためには、命令形は逆効果です。

最新の新常識×子どもに一番大事なことが1冊で全部丸わかり子育てベスト100より引用

命令や禁止、制限するような表現は、子どもの選択肢を狭めてしまいます。

  • 「それはしてはいけない」
  • 「今は、歯磨きをする時間(だから遊ばない)」
  • 「片付けなさい」

などの言葉を用いずに子どもの動きをコントロールする必要があります。

具体的には、

  • 「10時になったら片づけをしよう」と前もって伝えておく
  • 「歯磨きが遅くなって、寝る時間が遅くなったら心配だなぁ」と親の気持ちを伝える

などなど、事前に伝えるか、親の気持ちを率直に伝えることが有効です。

注意点

禁止をするべき時は、ケガにつながる恐れがあることです。

その際はすぐに行動を止め、ケガを防いだあとに、理由を教えてあげましょう。

レッテルを貼らない ⇒ 長所をさらに伸ばす

周囲の期待が低い場合、その通りにパフォーマンスが低下してしまうという心理学の減少で「ゴーレム効果」と呼ばれるもの

最新の新常識×子どもに一番大事なことが1冊で全部丸わかり子育てベスト100より引用

つまり、親の期待通りの子どもになってしまうということ。

「この子は勉強ができなくて~」と親同士で立ち話をすることもあるかもしれません。

それは本当に思っていないけれど、謙遜で言っていたとしても、子どもが聞いてしまったら、ゴーレム効果になってしまいます。

僕は勉強ができない子どもなんだ

とどんなに勉強のできる子どもでも、勉強のできない箇所を子どもが見つけ、「あぁ、親の言っていたいた通り、やっぱりできないんだ。」と感じてしまうのです。

他の勉強ができていたとしても、できない箇所を探してきてしまうために、子どものことを謙遜でも悪く言うことはやめた方がいいです。

逆に、この効果を利用するのなら

  • 「この子は、優しい子で~・・・」
  • 「思いやりのある子どもで~・・・」
  • 「挑戦をする子どもです・・・」

などなど、良いところをさらに伸ばすというやり方もあります。

自慢になってしまう内容を言いづらい場合は、最近は「〇〇にはまってる」など、取り組んでいる内容を伝えるだけでもいいですよね。

とにかく、「子どもを下げない」それが重要。

子どもは、聞いていないようで、聞いています。

子どもを尊重する【小さなことからの選択を認めていく】

そもそも親が正しいという保証はどこにもない

最新の新常識×子どもに一番大事なことが1冊で全部丸わかり子育てベスト100より引用

子どもの思いを聞くことから、子どもの尊重は始まります。

  • 「今日は公園行きたい」
  • 「この洋服が着たい」

という話を聞いたとします。

親の気持ちとしては、

  • 「今日は、買い物行かなくちゃいけないんだけどな・・・」
  • 「今日は暑いから天候と合っていないんだけどな・・・」

など生活する上で必要なことを行っていきたいですよね。

子どもの思いすべてをOKしなくても尊重することは出来ます。

それが、【対話をする】ということ。

子どもの意見を聞き、親の知る情報(判断に考慮する事項)を伝えてあげればいいでしょう。

例を出します。

今日は公園に行きたい

公園に行きたいんだね

私は、買い物に行きたいと思っているよ

どうしようか?

公園に行ってから買い物に行けばいい

分かったよ。今日は公園と買い物に行こう。

公園で遊びやすい洋服

対話とは、相手の気持ちを受け止めた上で、こちらの気持ちも伝え、お互いの妥協点を探る会話のことです。

反対に、どうしても公園にいけない場合はどうすればいいか。

公園に行きたいんだね。

だけど、時間がなくて行けないんだ。

行きたかったことは分かるし、残念だけど、今日は買い物だけにして、また今度に行こう。

このように、子どもの気持ちを受け止める。

残念な気持ちも添えてあげてください。

また今度行こうの場所に具体的な日(明日とか今度の休みの日など)を入れることで、子どもたちも目安になります。

ただ、約束したら、絶対に守らねばなりません。

約束を反故にすると、次からは子どもたちは信じてくれなくなります。

 

その日の遊びの予定だけでなく、その日の洋服を決めることなど小さなことから始めることがポイントです。

大きな決断は、大人でも難しいものです。

子どもには、小さな決断から「自分で考えて決めるという経験」を積ませてあげてください。

また、自分で決断して、失敗したとしても、それはそれでOKなんです。

もしかしたら子どもは失敗するかもしれませんが、失敗から学ぶことも成長の機会と考え、その選択を尊重します。

最新の新常識×子どもに一番大事なことが1冊で全部丸わかり子育てベスト100より引用

失敗することでも、子どもは成長することができるのです。

時々は、子どもの思い通りにやらせて、実際に失敗してみると糧になります。

子どもの自立とは?まとめ

自立とは、「人生をどう生きるかということを決めること」

自立が高まることで、

  • やりたいことを決めることができる
  • アクティブラーニングとして学びの定着化ができる
  • 人生を作っていく姿勢をもてる
  • 自分から行動することができる

これらを持つ生きる力の強い子どもになります。

自立を促す親の行動は、

  • 命令形をやめる ⇒ 親の気持ちを伝える
  • レッテルを張らない ⇒ 謙遜してはいけない
  • 子どもの選択を尊重する ⇒ 本人の気持ちを認め、対話をしていく
  • 子ども自身が小さいことから決めていく ⇒ 小さなことから決めていく経験を積む

この記事を通して、まずは

  • 洋服選びを子どもと対話してみる
  • 午前中の遊び方を子どもと対話してみる
  • 勉強の内容を子どもと対話してみる

などなどが取り組みやすいと思います。

ぜひお試しください。

きっと子どもの自立が、子どもの人生の豊かさにつながりますよ。

他に生きる力である非認知能力について知りたい方はこちらをどうぞ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました